怒っている時に聴いて気持ちを鎮める5曲

結婚したり子供が産まれたことで、はあこれで私も少しは心根も落ち着いて穏やかな人間になれるかな、縁側でお茶でも飲もうかななんて思っていたけれどもそれは見事な勘違いであった。

実際に短気なんだけど、本当はできればあんまり怒りたくない。例えば前日から「ああこのことで怒らなければいけないなあ」と分かっている時は、既にして憂鬱になる。どうやって相手が不愉快になること無くスマートに怒ろうかと予行演習しているうちに、なんだか本当に頭に来てしまって家で地団駄を踏んでいる。娘が起きて泣く。奥さんに怒られる。

とにかく怒るのはよくない。理性的に怒るならまだいいけれど、感情に任せて怒ってしまうと、その態度や言葉は自分に帰ってくる。結局落ち込むし、さらに地団駄を踏んで娘が起きて怒られる。

そういうわけで、気持ちを鎮めるために聴く曲がいくつかある。せっかくだから、厨二っぽくその曲の歌詞も一部引用して紹介してみる。

Hurricane/Bob Dylan

黒人への差別により、無実の罪で刑務所に入れられてしまったボクシングチャンピオン、ハリケーンの歌。吐き捨てるように歌っている。ボブ・ディランはなんといっても歌詞がかっこいい。

今もスーツとネクタイの犯罪者たちは

気ままにマティーニを飲んで朝日を拝む

そしてルービンは十フィートの独房でブッダのように座る

生きる地獄の無実の男

最高な歌詞はこちらで全文読めます。

Hurricane/Bob Dylan - ミク・ダブルフィールド

Bob Dylan - Hurricane (original) - YouTube

欲望(紙ジャケット仕様)

この世は最高！/エレファントカシマシ

エレカシ初期のハードコアパンク。最初の雄叫びがいい。こういう曲をシングルにしているから契約を切られてしまったのだろう。

おめえの嘘もあいつの嘘も全部お見通しだ

エレファントカシマシ ～ この世は最高！ （sound only） - YouTube

東京の空

 Know Your Enemy/Rage Against The Machine

とにかく怒りまくっていたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの中でも、初期衝動にあふれた名曲。間奏でザックに負けじと大地が割れるほどの雄叫びを上げているのは、TOOLのメイナード。 

俺は俺の敵を知っている

それは俺に「自分自身と闘え」と教えた教師たちだ

それは、妥協、順応、同一化、服従だ

それは、無知、偽善、残虐行為、選ばれたエリートだ

つまりはすべてのアメリカン・ドリームだ

つまりはすべてのアメリカン・ドリームだ

Rage Against The Machine: Know Your Enemy - YouTube

Rage Against the Machine

USODARAKE TAKE2/zazen boys

ZAZEN BOYSのUSODARAKEという曲のリテイク。ドラマーがチェンジしたことをキッカケにリアレンジして、さらにハードコアで研ぎ澄まされた曲になった。日常でも「声のデカイ奴が勝つ」というフレーズがよく頭をよぎる。

声のデカイ奴が勝つ。この世の沙汰はUSODARAKE

 
ZAZEN BOYS - USODARAKE TAKE2 - YouTube

HIMITSU GIRL'S TOP SECRET

Gasgow Mega-Snake/Mogwai

インスト。

Glasgow mega-snake - Mogwai - YouTube

Mr. Beast