ニールヤングの名盤を選んでみる
一時期は、好きなアーティストと言われると、ニール・ヤングと答えていた。
幸運なことにライブも二回行くことができた。フジロックと武道館だ。でももうこれからはアメリカにでも行かないと、二度と見ることはできないだろうなあ。
Harvest
ニール初期の大ヒットアルバム。アコースティックな曲を中心にまとめられたアルバムだ。「Heart of Gold(孤独の旅路)」というヒット曲が収録されている。キャッチーなメロディというわけではないので、日本ではあまり聞き覚えはないのではないか。だが、ジョジョの奇妙な冒険の第四部ラストで語られた「黄金の心」の元ネタはこれだ。
個人的にとにかく思い入れが深い曲だ。人生に悩む腐れ大学生時代、「この曲には人生が詰まっている!」と思って繰り返し聞いていた。
Neil Young - Heart of Gold/Lyrics (Full HD) - YouTube
- アーティスト: ニール・ヤング
- 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
- 発売日: 2009/01/21
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
After the Gold Rush
ファンの間では総合的にこのアルバムが一番評価が高い気がする。全体的にアコースティックで叙情的な名曲が多い。最高傑作とも言われている。ピアノの弾き語りによる表題曲「After the Gold Rush」もあれば、一方でひたすらギターを弾き倒し、南部の黒人差別に対して怒っている「Southern man」まで、バランスがとれている。少なくとも初期の代表作であるのは間違いないと思う。
Neil Young - Southern Man - YouTube
今宵その夜
個人的に一番好きなのはこのアルバム。
まずなんといってもジャケットがカッコいい。
ニールはクレイジーホースというバンドを従えてライブをすることが多い。このクレイジーホースのメンバーが、ドラッグのやりすぎで亡くなってしまった時、あまりに悲しすぎてメンバーと酒でベロベロになりながら一晩で録音したアルバムと言われている。(正確には全曲がそうではなく、例えばその亡くなったメンバーが参加したライブの演奏も入っていたりする)。
酔っ払っているから演奏や歌もヨレたりするんだけど、その分だけ味を感じるし生々しい。たまに絞り出すような声で歌ったりするところに胸をうたれる。アルバム一枚を通して世界観が成立しているのがとてもいい。とにかく夜に聴きたくなるアルバム。
Neil Young- Mellow My Mind (Rare Unreleased ...
ネタの二枚
ラッキーサーティーン
訴えられたゲフィン時代のベストアルバム。これは訴えられるのも止むを得ないくらいひどい。これでベストなのか⁉︎と耳を疑う。この中にも収録されているテクノの曲が弾き語りで披露された時、実は名曲であったことに気づかされる。だかニールヤングを好きになると、このような作品ですら愛おしく思うので、本当に罪深い。
Neil Young - Transformer Man - YouTube
ル・ノイズ
- アーティスト: ニール・ヤング
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2010/10/27
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
オススメのDVD
イヤー・オブ・ザ・ホース
レッド・ロックス・ライブ
次回は、ニールヤングには数々の天然エピソードがあるので、その辺りの逸話を更新するかもしれない。しないかもしれない。