言いたいことがなにもない

プライベートな日記です

乳児用液体ミルクがあれば、より父親が育児に参加しやすくなるのかも

乳児用液体ミルクというものがあるとは知らなかった。というか、海外では普及しているけど、日本では売っていないらしい。あったらものすごく便利だな、どこかが販売してくれないかな、と思う。赤ちゃんの飲み物は、母乳か粉ミルクを作るしかないと思っていた。

もともと知ったキッカケは、こちらの方のブログ。こちらの方の夜泣きのマンガが、奥さんはこんな気持ちなのかーと胸に迫るものがあつて、それ以来読んでいる。


わたしたちにできること - するめブログ

 

で、この間、液体ミルクが売っていれば、、、と実際に思うキッカケがあったんだけど、それは奥さんと娘を連れて渋谷に買い物に行った日。

思った以上に買い物に時間がかかってしまい、奥さんは次の用事に行かなければならなかった。そのまま僕は娘を預かって家に帰った。本当は子どもの城に遊びに連れて行きたかったんだけど、娘が朝に離乳食を食べてからすでに4時間半が経過していて、そろそろ家に帰ってミルクをあげなければお腹が空いて泣いてしまう。本当はどこかで母乳をあげるつもりだったので、粉ミルクを持ってきていなかったのだ。それで、そのまままっすぐに帰ることにした。

こういう時に、乳児用液体ミルクがドラッグストアででも売っていたら良かった。そのミルクを飲ませてこどもの城でたくさん遊ばせてあげられたらよかったな。

男性の育児参加とよく言われるようになり、実際にお父さんだけで子どもを抱っこしている光景を見る機会も増えているんだけど、液体ミルクが普及すれば、もっと男性もお手伝いしやすくなると思う。

やっぱり、粉ミルクを作れる場所を考えながら出かけるのって結構たいへん。授乳室があっても、男性が一人で入るには抵抗があるところも多いし。

そんな時に、液体ミルクがあれば、安心して赤ちゃんと一緒の買物もお散歩も、ちょっとした遠出も気が楽になる。

あとうちの娘は「お腹が空いた!」と大泣きし始めてからミルクを作っても、機嫌を損ねてなかなか飲んでくれない時期があった。抱っこしてしばらく散歩に行き、落ち着かせたらやっとミルクを飲んでくれたけど、あの時も液体ミルクがあったら、俺は寒空の中をトボトボと歩くことも。。。

震災時でも、外国から液体ミルクを輸入することで、普段から粉ミルクを飲んでいた赤ちゃん、ストレスで母乳が出なかったお母さんも助かったと言う。

それで、なぜ日本で販売されていないのか少し調べてみた。けれど、消費者ニーズが不明なために販売されないのか、厚労省が認めないから販売しないのか、どうもよく分からなかった。

消費者ニーズが不明でも、いつまた天災にみまわれるかわからないわけだし、国の施策として考えておいてもよいのではと思う。実は厚労省はOKを出していて、あとは消費者ニーズのみという経済原理ならば、輸入物の液体ミルクをカルディで売ってくれ!俺たちのカルディ!

でもこの話は、スズコさんが書かれているように、気をつけて論じないと母乳とミルク論争が混じってしまう可能性がある。


液体ミルクの署名活動と、ふたつの懸念。 - スズコ、考える。

それならば、男性の育児参加という文脈で揉め事なく消費者ニーズが生まれないかなあ。実際、母乳で育てないことを強く批判する人がいると、液体ミルクを欲しがる消費者ニーズも隠れてしまうだろう。個人的には、少なくともフランスはほとんどミルクで育てるって言うし、母乳かミルクかを、そこまで気にしなくてもいいのではと思うけれど。 まあナイーブな問題だよね。

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密

それでも便利なものは使いながら、少しでも楽しく気楽に育児ができる世の中にならないかなあと思います。

こんなキャンペーンがあったので署名しました。

キャンペーン · 外出にも備蓄にも便利な乳児用液体ミルクを、日本でも販売してほしい!Change.orgで署名に参加 · Change.org