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言いたいことがなにもない

プライベートな日記です

夜中に起きた赤ちゃんを待つかあやすかに悩む

最近、「子どもへのまなざし」と「フランス人の子どもは夜泣きをしない」の二冊の本を読んだ。きっかけは、これらの記事を見たことだ。
それぞれがとてもためになる本だった。けれども読んだ結果、夜中に起きてしまった娘を、そのまま待つべきかあやすべきなのか、どちらがいいのか悩ましくなった。
 
娘はいま、生後四ヶ月ちょっとだ。夜は寝かしつけても3,4時間くらいで起きてしまう。母乳を飲めばすぐ収まるので、一般的に言う夜泣きではないはず。寝言泣きの可能性もあるので、まず少し待つようにしている。もともと友人に進められたこの本を参考にしていて、夜は19時に就寝させ、朝は遅くとも7時に起こしている。
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド

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フランスの子どもは夜泣きをしない 

育児書というよりも、パリに移住したアメリカ人によるオシャレな子育てエッセイという方が近いかもしれない。フランスの文化って面白いなあと思いながら、フランス流育児を学べる。
夜泣きの話だけでなく、お菓子作り、育児、食育、叱り方、さらには子どもを産んだ後の夫婦関係のスタンスまで書いてある。日本だと(アメリカやイギリスも?)子どもが第一になり、大人の楽しみは二の次、三の次になる。フランスでは大人も大人の楽しみを捨てない。子どもも一人の人間として扱い、しっかりと「待つ育児」を行って育てていく。それは子どもに待つことを学ばせることであり、大人も子どもを待ってあげるということだ。
夜泣きにおいては、眠るのが下手な赤ちゃんが眠ることを学べるよう、起きても何もせずに待ってあげる。そうしていくうちに、生後3ヶ月には12時間は寝るようになるというのだ。
フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密

 

 

子どもへのまなざし

児童精神科医の佐々木正美先生が書かれた本で、昔からベストセラーらしい。Amazonでも保育士さんが「素晴らしい本なのでみんなにプレゼントしている」とレビューをしていたりする。自閉症学会の偉い人であったりもするし、○ヶ月検診で子どもを診てあげていたりもする。そういった日々の中で感じた、育児をする大人に対して伝えたいことが書かれた本だ。どうもお母さんや保育士さんを対象にした講演を本にしたらしい。優しいおじいさんがしっかりとした口調で語りかけてくれるような本だ。
 
「赤ちゃんが望んだことは満たしてあげよう」というのがこの本の趣旨。全て満たしてあげたら過保護になるのでは?と思うけれど、悪いのは過剰鑑賞であり、十分に望みを叶えてあげることで、外で急に癇癪を起こしたりわがままを言い出すこともなくなるというのだ。そのように育ててあげることで、子どもは人を信じることができるという。
 
理想主義のようだけど、あまりに語り口が優しく愛に溢れているものだから、読んでいてなんだか泣けてきたりもする。
この本でも「待つ育児」というキーワードは出てくる。大人は子どものやることや成長していくさまを、待ってあげよう、見守ってあげよう、ということだ。子ども中心な所が、フランスの子育てとは違う。
子どもへのまなざし

子どもへのまなざし

 

 

夜中に起きたらどうすべきか

 「子どものまなざし」は理想形に過ぎるし、素人の僕が読んでもそれは違うんじゃない?というところもある。今では嘘の可能性が高いと言われる狼に育てられた少女の話が出てきたり、いじめも引きこもりもない昔はよかったのに今はこんな時代だという、失礼ながら少し安直な解釈も出てきてしまう。けれど、望んだことは満たしてあげることが人を信じることに繋がる、というのはなんとなくその通りだなと思うし、全体的にとても素晴らしい本だと思う。
 
であるがゆえに、困ったのが夜中に起きた時にどうすべきかだ。
「子どもへのまなざし」に、乳児院の実験のエピソードがある。一方のグループは泣いても深夜には決して授乳せず、もう一方のグループは子どもが望むたびに授乳した。その結果、前者のグループは一週間前後で、朝まで泣かない子どもになるという。一聴、しっかり待たせることは忍耐強い子どもに育つようだけど、その後の追跡調査により、そのグループの子どもはちょっとした困難も放棄してしまう子どもに成長してしまったという。
 
こうなるともう、何が正しいのかさっぱりわからない。
 
まあまだ四ヶ月なので、考えるのも早いかもしれないけれど。
しかし難しくて難しくて、結論が出ない。でも泣いて起きてしまうと、可哀想だから寝かしつけようとしてしまう。お腹が空いているのかとお母さんが母乳をあげているけれど、癖になってしまっているなら、やはり待つべきなのか。悩ましい。
結局あやすんだろうなあ。