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言いたいことがなにもない

プライベートな日記です

人生をマネジメントする

育児

高校生の頃からベースを弾いている。15年以上は弾いていることになる。そのうち、人生の半分を超えるかもしれない。

仕事をしていない時は、音楽のことばかりを考えていた時期もあった。その時期は仕事をしている時とプライベートでは、使っている脳みそも、自分のモードも違っていた。もちろん仕事は必死で取り組んでいたけれど。でもどこかで「これが本当の自分なのか」と感じることもあった。自分が二人いるかのようだった。

だがここ数年は、その乖離もなくなってきた。特に何かのきっかけがあった訳ではない。ただ時間が過ぎて、大人になっていっただけだと思う。

最近「イノベーション・オブ・ライフ」という本を読んだ。著者は「イノベーションのジレンマ」で有名なクレイトン・クリステンセンだ。彼が人生訓を語る本を出したと聞いて、とても意外に思った。同時に楽しみにも思った。

まだ社会人になったばかりの一時期、自己啓発本を読み漁っていたことがあった。読んだ後は万能感が生まれ、明日からの自分が生まれ変わるように、何かが効率化されるようには思うのだが、その実、何も変わることはなかった(変えられなかった)。そうして自己啓発本は読まなくなった。そんな経験もあり、クレイトン・クリステンセンが自己啓発本?を書いたのなら、これは一味違うぞ、と思ったのだ。

そしてやはり一味違った。

ビジネスで成功していても、プライベートでは不幸な生活を送っている人もいる。不正を行うような人物ではなかったのに、成功を求めるあまりにいつしか罪人になってしまった人もいる。それは正しいことではない、だからビジネスと同じように、人生を経営しよう、人生をマネジメントしよう、そのようなことが書かれている。それがとにかく心に響いた。過去に悩んでいた、仕事とプライベートの自分に同一性を持てなかったことが、クリアになったように思えた。自己啓発本どころか、ビジネス本でもそのようなメッセージに出会うことはなかった。

人生をマネジメントするための具体的な方法、わかりやすいノウハウが書かれている訳ではない。ただそのメッセージで、僕には充分だった。

これから、仕事と家庭と子供、全てにしっかりと投資をしていきたいと思う。この本で書かれているように、家庭と子供への投資は、長い時間が必要になる。そしてその分だけ人生を左右する。いいタイミングで手にとることができた。

 

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

  • 作者: クレイトン・M・クリステンセン,ジェームズ・アルワース,カレン・ディロン,櫻井祐子
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2012/12/07
  • メディア: 単行本
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